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8Kとは、現行放送で用いられているハイビジョン画質(2K)の16倍の画素数を持つ高精細映像です。
まるで本物を見ていると錯覚するほどのリアリティで、3Dメガネをかけなくても立体的に見えるクオリティがあると言われています。

8Kコンテンツビューアー

8Kコンテンツビューアーは、超高精細カメラで撮影した画像を手元のタブレットを操作して自由に拡大・縮小・移動し、大きな8Kモニター上で鑑賞することのできる、全く新しいシステムです。美術・歴史教育だけでなく、医学などさまざまな分野への展開が期待されています。


制作の流れ(静止画の場合)

企画立案~仕様書作成

  • お客様のご要望をうかがい、企画を立てます
  • 企画に基づき、データリンクや画面遷移、見せ方など、全体的な制作仕様書を作成します

デジタルアーカイブ撮影

使用機材(一例)

  • 1億画素という超高精細撮影が可能なスチルカメラ
  • 紫外線が全くでないライト
  • 絵を下から吸着してたわみを無くすバキューム装置
  • ピントがずれないように絵を動かす自動制御スライダー など

ビューアーのデータベースに登録

  • 何千点ものデータ(情報)を登録可能

8Kモニターに表示

  • 手元のタブレットで作品を自由に拡大・縮小・移動し8Kモニター上で鑑賞することができる
  • 8K以上の超高精細画像を登録すれば拡大しても8Kクオリティで鑑賞することが可能

モニター表示までのイメージ

8Kコンテンツビューアー特徴

8Kコンテンツビューアー は-

  • システムは8Kモニターとパソコン1台なので、限られたスペースでもクオリティの高い展示が実現できます。
  • データベースには、何千点もの作品を登録することができるためアーカイブスとしての活用も可能です。
  • 高解像度の画像なので、近づいても細かく見えなかった部分を拡大して見ることができます。

まずは、一度お気軽にご相談ください!

デジタルコンテンツ制作に関するお問い合わせ

実施例

国宝「聖徳太子絵伝」 -独立行政法人国立文化財機構 文化財活用センター

国宝「聖徳太子絵伝」(東京国立博物館所蔵)は聖徳太子の伝説をもとに千年近く前に描かれたもので、太子にまつわるさまざまなエピソードを知ることができます。しかし長い年月を経たいたみもあり、くわしく鑑賞することができませんでした。今回、超高精細カメラで撮影した画像を大画面の8Kモニターで鑑賞する本システムを採用したコンテンツを制作。聖徳太子の生涯が生き生きと蘇りました。

聖徳太子絵伝

この聖徳太子絵伝は、法隆寺絵殿の内壁を飾る障子絵として描かれました。10世紀に成立した聖徳太子の伝記『聖徳太子伝暦』に基づき、58のエピソードが描かれています。

8Kディスプレイ メインメニュー

上段:絵伝全体から選択
下段:太子の伝説エピソードから選択

タブレット操作で、さらに細かい部分を拡大することも可能。

タブレットによるインタラクティブ操作
  • ピンチイン・ピンチアウト操作で瞬時に画像の拡大・縮小が可能
  • 画像をドラッグして縦・横・斜めの移動も可能
  • 説明文などの表示・非表示や画面遷移も可能

8Kコンテンツビューアー は-

  • システムは8Kモニターとパソコン1台なので、限られたスペースでもクオリティの高い展示が実現できます。
  • データベースには、何千点もの作品を登録することができるためアーカイブスとしての活用も可能です。
  • 高解像度の画像なので、近づいても細かく見えなかった部分を拡大して見ることができます。

まずは、一度お気軽にご相談ください!

デジタルコンテンツ制作に関するお問い合わせ

展示実績

8Kで文化財「国宝 聖徳太子絵伝」
会期 2019年10月29日(火)~11月24日(日)
会場 東京国立博物館 法隆寺宝物館
主催 東京国立博物館、文化財活用センター
コンテンツ制作 文化財活用センター、NHKエデュケーショナル

※8Kコンテンツビューアーも体験できます

「国宝 聖徳太子絵伝」の公式サイトはこちら

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