アニメ番組に関する契約の考え方
日本放送協会
当協会は、当協会が放送するシリーズアニメ番組について、アニメ制作会社と次の考え方で契約を行う方針です。
制作委託
- 当協会が制作するシリーズアニメ番組は、NHK の放送での使用のほか、多角的な活用により視聴者の多様な要望に応えることを目指し、制作のパートナーとなるアニメ制作会社とともに、それぞれの役割を定めて制作にあたります。
- 当協会の編集基準に沿った番組制作を行うため、NHK 関連団体のプロデューサー(制作統括)のもとで制作を行うこととし、アニメ制作会社との制作委託契約は、NHKから制作の委託を受けたNHK関連団体が契約することになります。
- シリーズ番組全体の制作費をNHKが全額負担する原則に立って、委託費は制作会社側の制作経費と管理費で構成し、企画内容とともに協議のうえ、契約において確定します。
<番組の著作権の扱い>
- プロダクション企画の場合
- アニメ制作会社の企画による場合、制作された番組は、制作会社とNHK側の共同著作物と位置付けたうえで、NHK放送番組の公共放送としての性格および制作費に用いる受信料収入の性格から、次の条件のもとで、NHKを、番組の著作権を代表して行使する者(共有著作権の代表行使者)と定めます。
- 一定の代表行使期間を定め、その後はあらためて協議することを原則とします。
- 番組の著作権行使により番組著作権者としての権料収入が生じたときには、契約時に定める権料収入配分を行います。
- 制作会社側が番組の二次使用を行う希望がある場合は、委託元関連団体を通じてNHKに提案してもらうことが可能です。
- 番組の放送にあたってのクレジット表示は、著作権の共有を踏まえ、NHKと制作会社の名称を併記します。
- アニメ制作会社の企画による場合、制作された番組は、制作会社とNHK側の共同著作物と位置付けたうえで、NHK放送番組の公共放送としての性格および制作費に用いる受信料収入の性格から、次の条件のもとで、NHKを、番組の著作権を代表して行使する者(共有著作権の代表行使者)と定めます。
- NHK側企画の場合
- NHK側の企画により制作する場合、委託内容は限定的となり番組自体の著作権はNHK側に帰属することとなりますが、多角的な活用により権料収入が生じたときには、アニメ制作会社の寄与を踏まえ一定の権料収入配分を行います。
放送権購入
- 制作委託と異なり、アニメ制作会社が独自にアニメ番組を企画、制作する場合に、NHKは、一定の放送回数・期間の放送権を購入することがあります。
- (予約購入)また、NHK 放送にふさわしい番組が完成することを前提に、企画段階で放送権の購入を予約することがあります。この場合、NHK 側が制作過程になんらかの形で関与できることが必要条件となります。





