人気Eテレ番組のスマホ・タブレット端末への活用

キヤノンマーケティングジャパン株式会社  
iOSアプリ「思い出ぽん!」

インタビュー2014/1/17
 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 
  イメージコミュニケーション企画本部 課長 武田 裕さん  山下 智史さん

 キヤノン株式会社 総合デザインセンター 専任主任 福島 宏之さん


“思い出ぽん!”は、デジタルカメラやパソコン、スマートフォンなどに保存している多数の写真を手軽に「ぽん、ぽん」と選択し、印象的な歌に合わせたフォトムービーにすることができるアプリケーションです。

このアプリケーションは、キヤノングループが写真の新しい楽しみ方を提案するため「Eテレ0655」の総合演出を務める佐藤雅彦氏、および番組制作を務めるユーフラテスと共同で研究し、開発してきたものです。

写真の撮影・記録方式がアナログからデジタルへと変化したことで、大量の写真を撮影・共有できるようになりました。“思い出ぽん!”は、撮りためた写真を歌に合わせたムービーに仕上げることで、愛猫や愛犬、家族との大切な思い出を1つのストーリーとして残すことができます。

担当は、NHKエデュケーショナル生活部です。
      

(※NHKエデュケーショナルのサイトを離れます。 )
アプリ「思い出ぽん!」サンプルムービーはこちら
http://cweb.canon.jp/apps/omoide-pon/index.html

NHK Eテレ「0655」番組ホームページはこちら
http://www.nhk.or.jp/e0655/ 


デジタル写真を使った未来のアルバムを作りたい

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
イメージコミュニケーション企画本部
課長 武田 裕さん


キヤノンマーケティングジャパン株式会社
イメージコミュニケーション企画本部
山下 智史さん 


キヤノン株式会社
総合デザインセンター
専任主任 福島 宏之さん


新しい写真の楽しみ方を研究


― まずは、企画の背景をお話しいただけますでしょうか。
 

福島:総合デザインセンターには写真の楽しみ方をコンテンツの視点から研究する「映像表現先行研究」という活動があるのですが、「Eテレ0655」の制作に携わる佐藤雅彦先生とは、2008年から共同研究させていただいておりました。

その共同研究において、「撮りためた写真を1冊にまとめ上げ、思い出に浸りながらゆっくりと鑑賞する」というアナログ時代のアルバムが担ってきた大切な役割をデジタル社会にふさわしい形で再生しようという「未来のアルバム構想」が立ち上がりました。その成果が今回の思い出ぽん!になります。
 

武田:事業を展開する側とすれば、多くのユーザーがいて、本当にその人たちに確実にその商品を
提供して買っていただけるというところが見えないと、やはり事業には踏み出せません。

その点、「Eテレ 0655」には熱狂的なファンがいることで商品化の後押しになりました。お客様の心をとらえることができるんですね。私どもはその世界観、つまり「Eテレ 0655」の番組テイストを参考にさせていただくことで、より多くのお客様が本当に欲しいと思えるアプリの製品化が可能となったのです。

   

「未来のアルバム」構想を実現させたい


- 企画を推進していくときに苦労された点というのは?

山下:新規事業の立ち上げということで、全てが初めての取り組みであったためとまどいの連続でした。モチベーションとなったのは、プロジェクトの根っこの部分の熱い思い。みんなで考えてきたことを、どう世の中の方々にお届けできるか?そして共感してもらえるか?という部分でした。

この思いはアプリのなかにも「未来のアルバム」として佐藤先生にまとめていただいております。

   

     

毎日の生活リズムを取り戻す 「Eテレ 0655」の見せ方をアプリにとりいれた


福島:「Eテレ 0655」は人の毎日の生活に密着した、生活リズムを取り戻そうというのが目的だと
思うのですが、見せ方ですとか考え方は、このアプリも同様です。
思い出ぽん!も番組同様、今後長くずっと使用して頂きたいので、毎日見ていても飽きない為の工夫や、親しみの湧く楽しい雰囲気のデザインは番組を参考にさせて頂いております。

   

ねこや犬のキャラクターが登場し、アドバイスをしてくれる。

   
      

仕上げは「ぽん!」ボタン! 飽きない工夫が随所に。

   

番組の熱狂的なファンによる拡散効果が大きかった


―「Eテレ0655」とのコラボでよかった点は?
 

山下:一つ目は、熱狂的なファンの存在。クオリティーが高い番組ですので、やはり熱狂的なファンが存在すると、拡散力ですとか、伝播力が強い。

二つ目は、NHKエデュケーショナルさんが今まで培われてきたブランド力によって、プロモーションが響きやすいという点が挙げられます。

三つ目に、番組自体が写真や動画を扱う人気コンテンツであり、視聴者の方が自分で応募するという
参加型のコンテンツですので、我々がアプリを通じて提案したい「新たな写真の楽しみ方」に興味・関心を持っていただきやすい点です。
 

福島:一般的なスライドショーアプリと何が違うの?と聞かれたときに、何もないと説明するのがとても難しいです。歌詞と写真の切り替えのタイミングがピッタリ合っていて、すごく感動するムービーが出来るんだよと説明してもなかなか伝わらないのですが、「Eテレ0655」のあのコーナーが出来るんだよ」と説明すると、一発でわかってもらえるというのが、非常にいいなと思いました。「あれが出来るんだ!すごいじゃない!」と。

   


― 反響をお聞かせ願えますでしょうか

山下:ツイッターでつぶやかれている様子をいくつか見てみました。すると「たのしい」「感動する」という言葉が多かったです。特に印象的だったのが「泣ける」ですね。「番組でやっているコーナーを再現できるのが良いよね」という感想も非常に嬉しかったですね。

   

写真を撮ることは、「家族」の絆に気づくこと


― 今後の写真の楽しみ方などの構想について

山下:震災の時、アルバムだけは守りたいと言う方が多かったと聞きます。お金でもダイヤモンドでもないと。一家にとって一番の宝はかけがえのない思い出が記録されている写真。これからのデジタル社会では、「思い出ぽん!」のような思い出のアウトプットも新たなアルバムの一つと言えるのではないでしょうか。アプリで作品を作っていくうちに、「お父さんが写っていないね」「そうだそうだ、撮らなくちゃ!」「こうゆう写真はもう少し引いたり、もしくは寄ったりしたらいいんじゃないか」など、家族の会話が広がり、もっともっと写真や動画が持つパワーに気付いていただけたらうれしいです。

      


― 何気なく自分たちの家族を見直すというか、そういうきっかけにもなるということですよね。

福島:「最近家族と写真を撮っていないな」とか、写真を通して自分の生活の中で『気付き』とかが
あるといいですね。

     

NHKエデュケーショナルの事業について


 —NHKエデュケーショナルの放送事業に対するご意見などございますか。

山下:他のビジネス事例を拝見したのですが、ビジネスとおっしゃいながらも、どちらかというと文化貢献のようなものを私は勝手ながら感じておりまして、非常に興味深いです。我々も今回一緒にお仕事をさせていただいて、ありがたいことでした。単にお金儲けのビジネスではなく、世の中のお役にどう立てるか?という発想があり、その先にビジネスがあるのではないかなと。今回の取り組みを通じて少しでも写真文化の発展に貢献できればいいのですが。

   


武田:
逆に私は、ビジネス視点でいろいろな取り組みをされてるというふうに思いました。結構、
チャレンジングな視点で新しい取り組みをされているなと強く感じました。
 

福島:私は、是非“とんがった番組”を今後も作り続けていただきたいと思っております。最高のクリ
エーターで幼児番組を作ったり、見ていてすごくおもしろいですよね。家でもEテレしか見ないです。(笑)「デザインあ」とかも大好きです。


武田:
上手くリンクしあえると非常に良いですよね。意外に番組を知らない方もいらっしゃるので、
アプリをきっかけに番組を知ったという声もあり、番組のプロモーションもさせていただきました。(笑)


― ありがとうございます。

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